五色の花コンサート～菊の花コンサート～
鹿児島市と周辺旧五町との合併を記念して2005年に始まった、かごしまアートネットワーク主催の「五色の花コンサート」。旧議場を活用して地域の人々に音楽に親しんでもらう場として定着してきたコンサートです。
今年の松元町での菊の花コンサートを、Sitieraが担当させていただきます。
今回は音楽と朗読の世界を織り交ぜ、美しい鹿児島の情景を描く新しいユニットでおおくりいたします。
黒潮の流れがもたらす奄美から鹿児島に根付く独自の世界を、朗読・島唄・太鼓・チェロといったそれぞれに異なった強さを持つ側面から描き上げます。
どうぞご期待下さい。
『朗読と唄で繰り広げる黒潮の世界』
2009年10月29日（木曜）
19：00開演 入場無料
場所：鹿児島市松元支所（鹿児島市上谷口町2883）
出演アーティスト/
池田昭代（朗読）
アナウンサーとして約6年間活動したのち、図書館司書へ転身。
毎年、鹿児島市内の幼稚園・保育園にて、ヴァイオリン奏者・チェロ奏者と共に「おはなし会」を企画。子供たちへの昔ばなしの語り聞かせや、ことば遊びの指導を行っている。
永志保（島唄）
大島郡喜界町出身。
中学１年より安田宝英氏に師事。毎年５月に行われる奄美民謡大会において、優秀賞、新人賞などを受賞。平成１８年には奄美民謡大賞を受賞。ＫＴＳ主催・鹿児島県民謡王座決定戦では１６年，１８年に青年の部で優勝。最近では，バンド活動による島唄のアレンジなど新しい音楽活動を開始。県内外の様々なイベントに出演。ＣＤ『太陽加那志の唄』『恋のそら』発売中。
佐賀宏史（和太鼓）
鹿児島県出水市出身。「和太鼓集団 和楽」において中核を担い、主なレパートリーを作曲・編曲、独特な演奏スタイルやステージングを創造している。近年では、様々なジャンルの音楽と和太鼓の融合に挑戦、新しい表現を追い求めている。1999年「JAPAN TOUR in CANADA」で海外公演、2007年山本寛斎監修イベント「太陽の船」に出演など、ステージパフォーマンスにおいてもトッププレイヤーとして活躍、高い評価を得ている。
有村航平（チェロ）
鹿児島市出身。-2003年「VISION QUESTA」を結成、新しいスタイルの音楽・アートの創造を目的とし、鹿児島を中心に活動。2005年 “HOLD MY HEART”がKing Street Sounds（NY）よりライセンスリリース、ヨーロッパのDJチャートを席巻。2006年、Grand Galleryよりファーストアルバム“SWEETER THAN SWEET”を全国リリース。
チェリストとして室内楽・オーケストラなど様々な演奏会への出演や、後進の育成にあたる傍ら、2005年有限会社creative sound design Sitieraを設立、新たな音楽シーンのプロデュースを行う。
フォンティーヌ鹿児島、ensemble radianceチェリスト。鹿児島市芸術文化協会会員。平成20年度かぎん文化財団賞受賞。
